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執筆者の写真土橋学

自分ことを知っているという思い込み

「自分のことは自分が一番よく知っている」と思っている人がいる。というのか、そう思っている人が圧倒的に多いだろう。

そんな人に、

「あなたの膵臓はどんな形をしていて、どのくらいの大きさなのか知っていますか」と尋ねたら

「そんなことは医者じゃないから知らない」とぶっきらぼうに答えるだろう。

でも、その道を専門に勉強している人の方が、していない人より物事を知っているんだ、ということは認めているわけだ。

「自分の歯のことは、自分より歯医者さんの方がしっている」ってるってことは、「あの時あの悩みは、自分自身より心理学者の方が知ってる」ってことかもしれないし、「なぜ、あそこであんな損をしたのか」は、経済学者の方が理解しているかもしれない。

世の中には、自分以上に、自分が経験したことについて知っている人がいるってことなんだ。

自分がどうしてそう考えるようになったを、人はあまり考えない。

現在の自分が知っているだけでは、自分や会社の悩みを解決しようとするのは難しい。、 

経済や歴史を紐解いたり、心理学にちょっと関心を持つことによって、悩みや事件に大きなヒントが与えられたり、解決する手段が見つかったりするかもしれない。 いや、そうしなければ、ホントの悩みの解決なんてあるわけがないんだ。




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