ジャック・ニクラウスが実践していたゴルフのビジュアル化
ニクラウスは著書「ゴルフ、マイ・ウェイ」で、ビジュアル化をどうやったかを説明している。
最初に、輝くグリーン上で、望んでいた場所に綺麗に決まったボールを「見る」。場面がぱっと切り替わり、そこへ飛んでいくボールを「見る」。その軌跡、カーブ、かたち、どんなふうに落ちるかまで、はっきり見える。
場面がフェイドアウトして、今度は今までのイメージを実現するスィングを見せてくれる。
ニクラウスは、ボールが目的の場所にあるところから始めていることに注目して欲しい。しかもそこで止まってはいない。彼は、ボールがグルーン上に決まるまでのプロセスを逆回転で見るという。
彼は、実際にプロとして数え切れない程の時間を練習に費やしている。だが、心の中でも同じくらい猛練習しているのだ。決して偶然を期待していない。 それほど強く成功したいと思っている。その結果が、スポーツ史上に残る快挙になったので
ある。
ルータイスは重要な原則として「想像×鮮明=現実」を公式として説明された。 目標を実現するためにアファーメーションとビジュアル化することで、思考は信念に変わり、信念は行動に変わる。行動は経験と結果を生む。
聖書の箴言23の7には「ひとが心に思うことは、そのとおりになる」と書かれている。
アファーメーションとビジュアル化を組み合わせて活用すると、思考の一部をコントロールすることができる。身体機能を含め、すべてにおいて最高の成果につながる健康的で前向きな「記憶」を、心の中に作りだせるのだ。
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