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執筆者の写真土橋学

嫌な気持ちを消す方法

更新日:2021年8月22日

 新型コロナの中で生活していると、ネガティブな空気に覆われてしまう。 気持ちがネガティブになり、人と触れ合うこともできないで暗くなってしまう。 そんなご相談が増えて来てる。  先日、諏訪倫理法人会で急遽講話をさせていただいた。夕方依頼され、翌日の早朝の講話だった。そのテーマ「嫌な気持ちを一瞬で消す方法」の話をします。 このテーマ、後で苫米地博士の本のタイトルと同じだったと思った。 私の師は、ルータイスと苫米地博士だ。直接教えていただいた。 兵隊は戦場で戦う。 もし、その時に隣にいた同僚が弾にあたって死んでしまったら、あるいは作戦中に事故が起こってしまったら、目の前には弾が飛び交っている。 恐怖でパニックになってしまう。どんなに鍛えた体であっても、心は鍛えることはできない。 どうすれば強いマインドで戦うことができるのか。  ルータイスは、以前ペンタゴンでコーチングをしていた。その手法は、今も脈々と生きている。 その方法の一部、今のコロナ禍で大変なことに直面している人たちにはきっと役に立つと思う。 嫌な出来事を放っておくと、毎日、毎日、一日に何度でも思い返してしまう。それがずっと続くとトラウマになる。  記憶をつかさどる海馬という部分がある。しばらくは短期記憶に記憶は残っているが、何度も思い返していくうちに長期記憶の部屋に嫌な気持ちがしまわれてしまう。そうならないうちに消し去らないと一生悩まされることになる。 失敗は、もちろん反省し2度とやらないと心に誓えばそれだけでいい。アファーメーションで言えば「私らしくなかったな、今度は繰り返さないぞ」と唱えればいい。 ただ、トラウマになってしまうと無意識のうちに避けようとする。そうならないための方法だ。  嫌な気持ちを消す方法。   まずアナログの古いテレビを想像する。ダイヤルでチャンネルを回すタイプ。リモコンなんてない時代のごつい四角の重いカラーテレビ。 そこに、自分の嫌な出来事が放映されていると考える。 一つのつまみをゆっくり回してみる。カラーだった画像がしだいに薄くなっていく、そして白黒画面のようになる。さらにつまみをゆっくり回す、白黒画面の色がもっと薄くなり、やがて白っぽい残像のような色となり、かたちもぼやけてくる。 別のつまみをゆっくり回す。画面がしだいに小さくなって、画面の左の下の隅っこに小さな四角になって残る。画面は白っぽいまま。手で小さく左下に映っている画像を手で取り出してゴミ箱にポイっと捨てる。 嫌なことを思い出したら、繰り返しブラウン管の左下の小さくて、白っぽい2次元の画像を取り出してゴミ箱にポイっと捨てる 慣れてくると、同時に2つのつまみを回せるようになる。 本気で何度もやっていくと、その出来事さえ忘れてしまう。強力な手法。  さまざまな方法があるようだけど実際に軍隊でもこの方法を取り入れている。

 写真はネイビーシールズ  世界最強の部隊  マイケル・モンスーア2等兵曹。彼はアフガニスタンでの作戦中、仲間を守るために敵が使用した手榴弾に覆いかぶさり戦死し、911後の戦争では数人しか居ない名誉勲章受章者の1人となった。駆逐艦には彼の名前が付けられている。(ウィキペディアから)

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